
大人気スーパーフードシリーズ、今回はニューヨーク発の美容食材「ゴジベリー」。あのスーパーモデル・ミランダカーなどが食べていることをネットで公開したことで人気に火が付き、日本のスーパーでも「ゴジベリー」と名が付く商品が続々と並びはじめています。その正体はあんにん豆腐の上にちょこんとのっている赤い食材「クコの実」。ある大手化粧品メーカーの研究では、ゴジベリーを食べると、肌のシミができにくくなるという驚きのパワーも実証されています。しかも一日5グラム(28粒)、たった30円分を食べ続けるだけで期待できるという超優れモノ。今回は、3人のシェフたちが「毎日ラクラク28粒レシピ」を考案しました!日々の献立も潤う、簡単ゴジベリー料理を大公開します。
ゴジベリーで シミ対策
大手化粧品メーカーが、ゴジベリーを摂取すると日焼けをしてもシミができにくくなるという研究結果を発表しました。その研究によると、1日に28粒のゴジベリーを食べると、
1週間で効果が期待できるそうです。(ただし、できたシミが消えるわけではありません)
※アレルギーのある方や、妊娠中・授乳中の方は摂取を控えてください。
ニューヨーカー流 ゴジベリーの楽しみ方
ゴジベリーブームの発信地、ニューヨークの皆さんがどのようにゴジベリーを楽しんでいるのか取材しました。マンハッタンのティーサロンでは、ゴジベリーにハーブやドライフルーツをブレンドしたゴジベリーティーが人気。バーではゴジベリーのリキュールを使ったカクテルまで楽しまれていました。
ゴジベリーライスサラダ
ニューヨークで活躍するプロダンサー、ナターシャ・ダイヤモンドさんのオススメの一品。
朝食にぴったりだそうです。
材料・2人分
- 炊いた玄米400グラム
- ルッコラ50グラム
- ミニトマト6コ
- チーズ100グラム
- ゴジベリー12グラム
- オリーブ油10ミリリットル
- レモン適量
- 塩少々
- こしょう少々
作り方
- ゴジベリーは10分ほど水に漬けてふやかす(漬けておいた水を飲むのがナターシャ流)。
- ルッコラ・ミニトマト・チーズは食べやすい大きさに切る。
- ボウルで、玄米・ゴジベリー・(2)の具材を混ぜ合わせる。
- レモンの皮と絞り汁・オリーブ油・塩・こしょうを加えてよく混ぜる。
ゴジベリーごはん&みそ汁
材料・2人分
下ごしらえ
- ゴジベリー30グラム
- 塩大さじ2分の1
- 酢大さじ2分の1
ゴジベリーごはん
- 下ごしらえをしたゴジベリー大さじ2強
- 米2合
- 水360ミリリトル
- 酒大さじ1
- 鶏むね肉100グラム
- 塩小さじ1
ゴジベリーみそ
- だし400ミリリットル
- みそ40グラム
- 下ごしらえをしたゴジベリー大さじ2弱
- なめこ大さじ2
作り方
【下準備】
- ゴジベリーを塩と酢でよくもみ、水洗いする。
※こうすることで、ゴジベリーのうまみを引き出すことができる。
【ゴジベリーごはん】
- 鶏むね肉を5ミリのさいの目に切る。その後、水で洗って、水けをふく。
- (1)の鶏むね肉に塩をふってもみ、10分置く。
- 土鍋に、米・水・下ごしらえをしたゴジベリー・(2)の鶏むね肉・酒を入れて炊く。
※炊飯器でも同じ。
【橋本流土鍋ごはんの炊き方】
- 沸騰するまで土鍋にふたをせず強火。沸騰してきたら全体を軽く混ぜる。その後、ふたをして弱火で6分。火を止めて、ふたをしたまま10分蒸らす。
【ゴジベリーみそ汁】
- だしを沸騰させ、下ごしらえしたゴジベリーとなめこを入れる。
- 火を止め、みそを溶き入れる。
鶏手羽のゴジベリー紹興酒煮込み
材料・2人分
ゴジベリー紹興酒
- ゴジベリー40グラム
- 紹興酒400ミリリットル
- 鶏の手羽中6本
A
- ねぎ(青い部分) ※たたいておく 1本分
- しょうが ※たたいておく10グラム
- しょうゆ小さじ1
- 長芋120グラム
- サラダ油大さじ1
- ゴジベリー紹興酒80ミリリットル
- 鶏がらスープ400ミリリットル
- しょうゆ大さじ1
- 砂糖小さじ2
- 水溶きかたくり粉小さじ2
- ごま油小さじ2分の1
- 黒酢小さじ3分の1
作り方
【下準備】
- ゴジベリーは少量の紹興酒(大さじ2・分量外)で洗い、紹興酒(400ミリリットル)の中に半日以上漬け込み、ゴジベリー紹興酒を作る。
※ゴジベリー紹興酒は、さまざまな中国料理をプロの味へとランクアップさせてくれる万能調味料として使える。 - Aのねぎ・しょうがをたたく。鶏の手羽とたたいたねぎ・しょうが・しょうゆをもみ、10分ほど置く。
- 長芋は乱切りにする。
- 中華鍋を熱し、(1)の下味をつけた鶏の手羽中と(2)の乱切りにした長芋をこげ目がつくまで炒める。こげ目が付いたら、長芋は取り出す。
- (1)のねぎとしょうがを加え、軽く炒める。
- ゴジベリー紹興酒を加えて強火にし、アルコール分を飛ばす。
- しょうゆ・鶏がらスープ・砂糖を加え、弱火にして、煮汁が半分くらいになるまで煮詰める。
- ねぎ・しょうがを取り出し、(3)で取り出した長芋を加える。
- 強火にして水溶きかたくり粉を加え、とろみをつける。
- ごま油と黒酢を加える。
ゴジベリーのシチリア風パスタ
材料・2人分
カリカリパン粉
- パン粉15グラム
- にんにく少々
- エキストラバージンオリーブ油大さじ1
パスタとソース
- あじ50グラム
- イタリアンパセリ適量
- にんにく2かけ
- 赤とうがらし1本
- エキストラバージンオリーブ油大さじ2
- カペッリーニ100グラム
仕上げ
- バター10グラム
- エキストラバージンオリーブ油大さじ1
- 塩少々
- 白こしょう少々
- イタリアンパセリ適量
- ゴジベリー15グラム
- 白ワイン大さじ2
作り方
【下準備】
- ゴジベリーを白ワインに10分ほど漬ける。
※白ワインの酸味でゴジベリーにフレッシュさが加わり、色落ちも防ぐことができ
る。
【トッピング】
- フライパンに、みじん切りにしたにんにく・エキストラバージンオリーブ油を入れ、黄金色になるまで炒める。
- あじは1センチ角に切る。
- フライパンに、エキストラバージンオリーブ油・にんにく・赤とうがらしを入れ、香りが立つまで炒める。
- カペッリーニは、水1リットルに対して大さじ1の割合の塩水でゆでる。
- (2)のフライパンに、(1)のあじ・ゴジベリー・白ワインを加えて炒める。
- (4)のフライパンに、刻んだイタリアンパセリ・ゆで汁・(2)のゆでたカペッリーニを加え、汁けが少なくなるまで軽く煮る。
- (5)のフライパンに、バター・エキストラバージンオリーブ油・塩・白こしょうを加え味を整える。
- 皿に盛り、トッピング用のパン粉を散らす。
専門家ゲスト:橋本幹造さん(日本料理店主)
井桁良樹さん(中国料理店主)
マリオ・フリットリさん(イタリア料理店 オーナーシェフ)
ゲスト:ミッツ・マングローブさん(タレント)