百果の王 黒クコの実

黒クコの実とは black goji berry

希少価値が高く、
アントシアニンの王様

黒クコの実は「黒枸杞」黒クコ(学名:Lycium ruthenicum Murray英名Chinese Black Wolfberry,Black Goji berry)
近年「アントシアニン」値が高くアイケアに特に注目されている希少な果実 と言われています。
栽培されているものと野生種(ワイルドクラフト)があり、粒の大きさや色のでかたで等級が異なります。野生種(ワイルドクラフト)と極一部の栽培原料のみが有機認証を取得しており(2023年時点)価格は高価です。
近年はオーガニックでの栽培も少しずつ増えてきましたが、しかし、その急激な注目度が高まる一方で、栽培も拡大しているため農薬が使用されているものあり、安価すぎるものには注意が必要。

養生では、
五性
五味
帰経
肝、腎

生薬としての役割よりも「アントシアニン」が豊富なことで注目されていて、アントシアニンの特性から、湯を注ぐとアルカリ性か酸性かで湯を注いだ時の色が変わります。
水質や蒸らし時間などでも変わるため、変化する多様性の湯色を楽しんでいただけます。

栄養 nutrition

ブルーベリーの約20倍

アイケアに注目されている「アントシアニン」ブルーベリーの約20倍ともいわれ、近年、子供から大人まで悩みが増えているスマホアイや紫外線対策などに注目されています。
生の黒クコの実の断面は黒に近いほど濃厚な紫で、生の実を採取すると濃厚な自然由来の色素は一目瞭然です。水質や湯温、蒸らし時間などの環境により出る色が異なります。酸性に近いのかアルカリ性に近いのかで、赤紫になったり青紫になったり、また組み合わせて飲む素材によって緑や深緑、紅に近くなったり、様々な表情を見せてくれることでしょう。

黒クコの実の効能

チベット医学の古典には、黒クコが心熱、心臓病、月経不順、更年期障害などの治療に使用され、その薬効が顕著であることが記録されています。民間では滋養強壮や免疫力を高め、アンチエイジングに注目されています。特に、野生のクコに含まれるアントシアニンは、最も効果的な天然のフリーラジカル活性除去に顕著であり、紫外線対策やアイケアに良いと言われています。
黒クコの実がアントシアニン、
紅クコの実は目の成分「ルテイン・ゼアキサンチン」
どちらも目への期待値が高く、比較するのではなく一緒に摂ることで互いの持つ成分が互いを高め合うためおすすめです。

利用方法 how to eat

ぬるま湯または湯に、適量を入れるだけで流れるように紫の美しい線を描きながらアントシアニンが流れ出てくるので、黒クコ茶としてお楽しみいただけます。
紅クコの実やなつめなど、お好みのドライフルーツと組み合わせることで、薬膳ハーブティーを手軽に楽しんでいただけます。水でも出ますので、夏場は冷やしてもOK。
豆乳や飲むタイプのヨーグルトなど、ミルキーな飲み物も相性が良いのでお試しください。

産地 production area

天が授けた究極のEcologyAreaに成る紫黒の果実

チベット高原(青蔵高原)や内モンゴルなどの高山地帯に生息している大変希少な植物。「軟黄金(柔らかな黄金)」と呼ばれ珍重されています。
海抜1500メートル以上の高地では、酸素が薄く、強い紫外線、降雨量が少ない、直射日光が注ぐなどの過酷な環境で生育しています。日中の気温差、夏は灼熱の太陽、冬は極寒、酸素の薄い中でも逞しく生育する黒クコの実は、過酷な環境から身を守るため、紫黒をまとい自らを守ります。まるで空に手が届きそうな高原では、人は息することもままなりませんが、植物は空気と大地から恵みを受け、種を残していくために逞しく生きています。

農園 FARM AREA

天を仰ぐ大自然の恵み